エゾマツムシソウ

私が高山植物の中で一番好きな花は、タカネマツムシソウです。

大好きな飯豊連峰で、必ずと言っていいほど、この花を見ました。

飯豊連峰を登るには3日ぐらいかかるので、長期の休みが取れるお盆休みに出かける事が多いです。

お盆の頃に登ると、タカネマツムシソウのお花畑が見れる時期に当たるので、嬉しいです。

我が家で咲いたエゾマツムシソウの花です

マツムシソウとタカネマツムシソウ、そして写真のエゾマツムシソウと育てました。

それぞれ育てた感想です。

マツムシソウは越年草で花が咲いた株は枯れる運命なので、また種から更新しないといけないのが面倒です。

平地で育てると6~7月ぐらいに花が咲くので、暑い時期に当たり、自生地のような花色が出ず白っぽい色で咲きます。

マツムシソウは次々に花が咲くのですが、咲く花がどんどん小さくなります。

タカネマツムシソウは、以前お店で購入し育てましたが、開花した花を見てがっかりしました。

私が飯豊連峰で見た花とは全くの別物でした。

自生地の花を直接見てないと、本当の花は分からないと思います。

山野草のお店は、苗を生産している所から仕入れているのがほとんどだと思います。

生産している所は沢山の品種を育てているので、間違いもしくは勝手に交雑してしまった可能性もあります。

お店で購入する時は、私たちも知識が必要です。

本当のタカネマツムシソウは、平地だと5月くらいに開花し、5月はまだ涼しいので自生地の花色が出て綺麗です。

多年草とされていますが、開花した株は枯れました。

私の育て方が悪かったのかもしれません。

タカネマツムシソウの自生地は、一日陽が当たる所なので、とにかく陽に当てないと駄目なのでしょう。

エゾマツムシソウは、毎年ヤフーオークションで出品している方がいるので、気軽に購入出来ます。

青森県の方で、晩秋頃から早春まで出品しています。

自生地から種を採取して出品しているので、確実に本当の花が見れます。

実生も簡単で、ほとんど芽が出ます。

平地での開花は5~6月で、自生地の花を見たことはありませんが、濃く咲いているので、自生地の色は出ているのかなと思います。

この写真のエゾマツムシソウは去年花を咲かせた株ですが、日当たりの良い所で育てたのが良かったのでしょうか、今年も花を咲かせました。

日当たりで育て、株に力があると多年草になるのではないかと思います。

もしくはホタルブクロのように子株が出来るので、たまたま子株が大きくなっただけなのかもしれません。

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