この花の存在を知ったのは、結構前の事です。
今はたまに買うだけですが、昔は趣味の山野草と言う月刊誌を毎月購入して愛読していました。
存在を知ってから興味を持ち、丁度その頃発売された趣味の山野草2010年7月号にミヤマスカシユリの特集が載りました。
当時は埼玉県秩父市にある武甲山・茨城県の北部奥久慈と呼ばれる袋田の滝周辺の山に自生とありますが、最近では岩手県や宮城県にも自生していると紹介されていますね。
母が奥久慈出身なので、私はこの辺りの気象をよく知っています。
茨城県大子町は周りを山に囲まれた盆地で、気象情報で今の最高気温~℃とよく紹介されるくらい午前は気温の上がる所です。
しかし午後になると、頻繁に雷雨になります。
その為に、埼玉県熊谷市や群馬県館林市のように、今日一番気温の上がった所としては紹介されないのです。
埼玉県の秩父市も同じ盆地で、やはり雷雨の多い所です。
自生地を見た事がないですが、ミヤマスカシユリの葉を見ると細いので、普通に日当たりの良い所に自生していると思われます。
ただ自生地は午後から雷雨が多いという事で、午前は日当たり・午後は半日陰が良いと思います。
調べると岩場に自生と言う事で、水はけの良い土に植えれば、夏の暑い時期は毎日夕方に水やりをやっても良いような気がします。
趣味の山野草の特集では、袋田の滝の岸壁にも自生している写真がありますので、水は嫌いではないと思います。
私は野生ユリを植えるときは、桐生砂だけで植え付けます。
このミヤマスカシユリも桐生砂だけで植えましたが、水やりをするとすぐに水が溜まり、とても水はけが悪くなってしましました。
植え替えるときに、鉢底に入れる軽石が小さな軽石だけしかなく、駄目もとで入れたらやっぱり駄目でした。
写真を見ればわかりますが、葉の先が黒くなってしまい、水はけの悪さから根腐れが発生しているようです。
梅雨に入ったので、これからが正念場です。
所でミヤマスカシユリは、挿し木が出来るそうです。
ネットで色々調べていたら、とあるブロガーさんが紹介されていました。
蕾の付かなかった株でやれば株が増えるので、今後挑戦してみようと思います。
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