コオズエビネ

私の住んでいる所は、山野草や高山植物を育てるには、とても過酷な所です。

でも北海道などの寒冷地と違って、暑い所だからこそ、沢山の失敗や経験をしました。

色んな考えや栽培方法など、自分の知識や経験と照らし合わせて、良いと思った事は柔軟に取り入れています。

エビネの栽培に関しても、今年の5月からは、初めてsugoi-neと言う土を使っています。

それと今までの私は、葉が黄ばむくらい陽に当てた方が良いと思っていました。

でも今年の夏は、寒冷紗の下に不織布を張り、紫外線対策もしました。

これからが、この夏の栽培の結果が出てきます。

コオズエビネの新芽です

このエビネは、コウズエビネです。

今年の5月の、ちょうどsugoi-neを購入した時に、オークションで購入しました。

太い新芽です。

花芽でしょうね、これだけ太ければ。

エビネって購入すると、今までの環境と変わるせいか、作落ちする事が多いのですが、葉っぱも青々として元気だし、良い結果が出ました。

今日の時点で新芽が見えたのは、このコウズエビネだけです。

エビネはウイルスに弱いので、よく殺菌剤を散布することが推奨されていますが、私は自分の病気に対する考えもあって、薬に頼りすぎるのは良くないと思っています。

菌は進化します。

使いすぎると、そのうち完全耐性を備え、薬は効かなくなります。

数種類をローテーションで使っていても、使っていれば抵抗力が付いてきます。

私が殺菌剤を使う時は、植え替えの時や株分けして傷が出来た時にだけです。

5~6年に1回程度ですね。

栽培参考書やプロのエビネ業者の方も、殺菌剤を推奨されていますが、それでも私は予防の為の殺菌剤は使用しません。

薬に頼らなくても、エビネ自身の抵抗力が落ちる事がないような栽培をしていれば、それで十分じゃないかと思うのです。

自然に生えているエビネは、人間が栽培している以上に菌やウイルスの脅威にさらされています。

エビネが激減したのは、人間の盗掘がほとんどです。

菌やウイルスに弱いとされているエビネですが、そんな弱い植物が日本全国に自生出来るわけないと私は考えています。

たとえウイルスに感染していても、株が元気で綺麗な花を咲かせてくれれば、私は満足です。

あまりウイルスを心配しすぎると、頭がおかしくなりますよ。

もちろん、株分けに使用するハサミや鉢などを使いまわさないなど、基本としてしなければならない対策はする必要はあります。

私の持論は、参考書はあくまでも参考にするだけで、全てを参考にする必要はない。

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