八丈島産エビネの開花株が5株あるのですが、そのうち2株がW芽になりました。
これはすごい事です。
なんですごいかと言いますと、私は一度も肥料を与えていません。
肥料を与えずにW芽になるには、余程育て方が良かったと言いたい所ですが、ここは謙虚にsugoi-neのおかげです。
sugoi-neは、エビネに良い効果を与える菌を繁殖させてくれます。
ランには菌から栄養をもらっている種類があり、その代表的な物がキンランで、菌に栄養を依存しているので、菌が長年生存できない鉢植えでは育てる事が出来ないのです。
エビネは菌のいない鹿沼土でも育てられるので、それほど菌に依存している訳ではなさそうですが、自生地の写真を見ると、菌が多くいそうな所に自生しています。
この事から、やはり菌がいた方が生育が良いに決まっていると思います。
何を植えるにしても、鹿沼土では進歩がないですよね。
sugoi-neを開発した最上蘭園さんのホームページを伺い、その考えなど共感する所が多かったので、今年からsugoi-neを使い、無肥料で2株W芽の結果が出ました。
他の3株も、もう少し経てば芽が出てくるかもしれません。
でも今週末には、落ち葉をエビネの新芽の周りに被せて、寒さから保護する予定です。
なので、もう新芽の観察は出来ません。
春まで楽しみに待っている事にします。
八丈島産のエビネ以外にも、ジエビネとコオズエビネもW芽で、我が家にあるエビネの5割以上が、今の所W芽になっています。
sugoi-neで育てて1年ですが、結果には満足しています。
それと、真夏に葉を傷めなかった事が一番大切なので、私の管理も良かったのかな~と少しは思います。
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