去年花を咲かせたミヤマスカシユリ。
何が原因か分かりませんが、花が咲き終わった後、突然葉が全部枯れました。
その後、とりあえず庭に球根を植えましたが、今年まだ芽が出てきていません。
花を咲かせて体力を使った後に、これから葉で栄養を補う所で葉が枯れてしまったので、かなりの作落ちは覚悟していました。
しかし枯れてしまうとは思ってなかったので、こんな結果になるんだったら、葉が枯れた時に鱗片を剥がして挿して置けば良かったです。
ミヤマスカシユリは初めて育てていたので、鱗片を剥がす事を躊躇って大丈夫だろうと油断してしまいました。
ユリは、花を咲かせた後に少なくとも2ヶ月程度葉を維持しないと、株が消滅してしまうらしいです。
しかし鱗片を剥がして挿しておくと、個々の生命維持装置が作動するみたいで、鱗片から芽が出てきて株は維持されます。


西日本に自生している、ササユリ。
大分つぼみも膨らんできました。
6月に入る頃、花を咲かせると思います。
私はヤマユリを見て育ったので、もちろんヤマユリは好きです。
しかし、ササユリの花と香りを知ってしまうと、ヤマユリは中々育てる気が起きません。
ヤマユリを香水ぷんぷんの派手な西洋人女性とするならば、ササユリは仄かに香る控えめな日本人女性に見えます。
これは好みの問題なので、どちらかが優位とかではありません。
ヤマユリのゴージャスな花と強い香りが好きな方は、沢山いると思います。
私も庭が広ければ、ヤマユリは絶対植えていました。
野生ユリの代表と言えば、私はヤマユリと今でも答えるし、ヤマユリは名花だと思っています。
ササユリは、名花と言うにはちょっと花の印象が弱すぎると思います。
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