今日は涼しくなりました。
庭の雑草が気になるので、そろそろ重い腰を上げないといけません。
庭いじりや山野草栽培は、健康だから出来ますよね。
私がもし、長期にわたって病院に入院することになったら、まず鉢植えは水やりをする人がいないので全滅します。
庭木を剪定する人がいないので、お隣さんの庭に枝が伸びてご迷惑をかけます。
それと庭が雑草生え放題で、ご近所からクレームがくると思います。
一人暮らしをしていた義理の祖母が亡くなった後、主の居なくなった庭はものすごい雑草が生えたそうです。
義理の父と母が、1年目は自分たちで雑草をとっていましたが、2年目はもう無理と言う事で家と土地を手放したそうです。
私は、山野草や高山植物を夢中で育て始めた頃は、沢山の種類を鉢植えで育てていました。
そんな中、毎月購入していた趣味の山野草に掲載されていた、コラム野草日和。
野草コラムニストと言う年配女性の方が書かれているコラムで、生かし続ける難しさと言う記事を読みました。

10年以上前ですが、趣味の山野草が多くて何とかしようと思い、良い記事や栽培方法などは切り取ってファイルに残し、本は処分しました。
記事の内容は、ご自身と家族の闘病生活を経験して、棚の野草を生かし続ける難しさを体験なさっての事です。
明日の命に不安を感じる歳になると、野草たちの終の住まいに相応しい場所はないかと探してしまう事や、いつの日か愛する野草を委ねる人を考えなければならないなど、色々考えさせられる事が書いてありました。
当時20歳前後でしたが、良い記事を読ませて頂き勉強になりました。
それから私は、出来るだけ庭植えで育てようと思いましたね。
私に何かあったら鉢植えなら数日で枯れてしまいますが、庭なら真夏以外はすぐには枯れません。
今はネットオークションがあるので、同じ趣味の方に譲る事が出来ます。
私はそういう歳でもないし今は健康なので準備していませんが、どの花が庭のどの場所に植えていてどのくらいの値段で売れるかなど、私が亡くなった時を想定して山野草を全く知らない家族でも分かるように、庭の地図と山野草の詳細を書いておこうとは思っています。
会社の先輩の父はサツキが趣味のようでしたが、先輩はサツキには興味がなく、父が亡くなった後は全部枯れたと言っていました。
悲しい事ですが、親が大切に育てていた物でも、興味がなかったらただの迷惑なごみなんです。
そうならない為にも、元気なうちに色々考えておく必要があると思います。
価値を分かっている方に、大切に育ててもらいたいですよね・・。

さて、ノハラアザミの花が沢山咲いています。
8月くらいから咲いていると思いますが、沢山枝分かれしてすごい花数です。
1株しか植えていませんが、自家受粉でも十分種が実り、株の周りには勝手に生えてきた苗が沢山あります。
アザミはバラ程ではありませんが、トゲがあるので扱い難くく、あまり増えても困るので苗は抜き捨てています。
実家の山に自生していた株の種を採取して鉢植えに蒔き、芽が出たのはこの1株だけでした。
今思うと、何で1株しか芽が出なかったのか不思議です。
こんなに沢山、勝手に生えてくる程強いのに。
庭に植えていますが、葉っぱがかなり大きくなります。
庭の土は腐葉土も入れて土壌改良しているので、その腐葉土が大きくなった原因ですね。
砂系だけの土に植えた方が、自然っぽい葉になると思います。
肥料は与えてはいけません。
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kenji27jpさん、ポチありがとうごいざいます。
遅くなってすみません。
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初めて投稿させて頂きます.たまたまたどり着いたのですが色々勉強になります.ありがとうございます.
私もノハラアザミのタネを取ってきて実生したところ数株苗が出来たので庭に下ろしたらその年に開花し喜んでいました.
ところがよく似たノアザミは殆ど増えないので油断していたら翌年は芝生がノハラアザミだらけになり,同様の様子を拝見しついついコメントしてしまいました.
種類により理由は異なるのでしょうが,ふつう育てられていない植物には各々それなりの理由があるのだと悟りました.
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スゲネコさん、初めまして。
私は、ノアザミをまだ育てた事ないんです。
実家では良く見かけるので簡単に育てられるものだと思っていましたが、中々増えないんですね。
ノハラアザミには、沢山のハチドリのような虫が来ていたので、とても賑やかでした。
ちょっとは、自然に貢献出来ているのかなぁ~。
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あまねさま.うちの環境(腕?)ではノアザミ上手くいきません.地植え放任状態なので来年はタネをとって増やしてみようかと思っています.
ノハラアザミ,うちでもチョウやハチ?が沢山来て晩秋の憩いの場になっていました.お互い自然に貢献出来ると良いですね.
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スゲネコさん、我が家にはトカゲやカマキリなど、捕食者も毎年見かけます。
捕食者がいると言う事は、その餌となる虫たちが多いと言う事だと思います。
最小限の薬で山野草の葉っぱを守り、出来るだけ虫たちとの共存を考えています。
良く増えてそれほど貴重でもない山野草には、薬を与えないで虫たちに食べてもらうようにしています。
まぁつぼみを食べられてガッカリすることも多いですが、それもまた自然ですからね・・。
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