トケンラン

今日は雨ですが、とても寒くなりました。

植物たちも、そろそろ冬支度の準備をする頃でしょうか。

今週はこのまま寒くなる予報が出ているので、私たちも体調を崩さないように注意したい所です。

トケンランの新芽です

トケンランの新芽が出てきました。

ちょっと早い7月半ばに出てきた新芽たちは、暑さで枯れたり虫の食害で葉を食べられてしまった物がほとんどです。

9月半ばに出てきた新芽は3~5芽くらいで、虫に食べられないようにオルトラン粒剤を撒いています。

トケンランは、鉢植えでは栽培困難な野生蘭です。

私は、庭でサイハイランを8~10年程育てています。

トケンランはサイハイラン属と言う事で、庭植えなら何とかなるのではないかと言う事で育てています。

実家の山にはサイハイランが沢山自生しているので、自生地の環境は良く知っています。

トケンランを栽培している人はほとんどいないと言うか、購入しても枯れていると思われます。

鉢植えでは栽培不可能なので、ネットで栽培方法を調べても載っていないんですよね。

トケンランを購入して、今年で3年目と思っていたらまだ2年目ですが、今の所栽培は順調なので、私が今まで栽培して得た経験を載せたいと思います。

私はサイハイランを鉢植えで育てた事はないですが、庭植えで長年育てているので、トケンランも庭植えなら栽培可能だと思っています。

なので、庭で植える事が必須です。

トケンランはサイハイランと生活サイクルは同じで、5月に花を咲かせ花が咲き終わるくらいには葉が枯れて休眠します。

新芽は9月半ばに出てきて、冬を越します。

サイハイランと同じ偽球茎、エビネのバルブみたいな物があるので、深植えは厳禁です。

サイハイランは栄養をラン菌に依存しているらしいので、トケンランも一緒だと思われます。

ただサイハイランは、普通の庭土に山野草の土や腐葉土を混ぜて育ててきましたが、それでも枯れる事はなかったので、キンラン程ラン菌に依存してはいないと思われます。

私はトケンランをほぼsugoi-neで育てていますが、サイハイランと同じような土でも、栽培可能かもしれません。

暑さには弱くて、30℃の直射日光で葉にダメージを負いその後葉が萎れます。

秋に新芽が出てくるので、最高気温が26℃前後に下がるまでは、寒冷紗を外さない方が良いですね。

葉のある春と秋・そして冬は日当たり、夏は涼しくなるような所がサイハイランの自生地なので、トケンランも同じような環境が良いと思います。

冬の葉は、特に保護の必要もなく冬越しをするので、気にする必要はありません。

トケンランを5年以上維持する事が出来たら、栽培出来たと言えると思うので、まずは株の維持を目標にしています。

その後、バルブのような偽球茎を、エビネのように吹かす事が出来るのか、試してみようと思います。

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