今日はお休みです。
良い天気なので、庭に出て、エビネに掛けていた不織布を外しました。
去年の冬、八丈島産エビネやキリシマエビネなどの南国系のエビネが、-4℃前後が数日続いたのち、葉っぱにダメージを受けました。
この事から、まだ防寒対策は早いと思って、それより日差しと通気性を確保した方が良いと判断しました。
今日は、我が家のトケンランの紹介です。

2枚葉なので来年は開花すると思いますが、去年2枚葉だった株が、全く花を付けなかったので、正直まだトケンランの事は良くわかりません。
トケンランは育てている方が少ないと言うか、育ててもすぐに枯れてしまう人の方が多いと思うので、中々難しい野生蘭です。

これもトケンランの葉っぱです。
3つの株が、同じような感じで面白いです。

トケンランは、5月に葉っぱが枯れて休眠し、9月になって新しい葉っぱが出てきます。
ちょうど、秋の虫たちの最盛期に当たる時に新しい葉っぱが出てくるので、虫の食害に遭いやすいです。
虫食いの無いトケンランは、我が家にはほとんどないですね・・。

トケンランは、葉っぱの乾燥を嫌うみたいです。
葉っぱが極度に乾燥すると、多分葉ダニだと思いますが、写真のような感じになってしまいます。
気温が20℃以上の時の直射日光は、避けた方が良いです。
このトケンラン以外の株は、山野草の葉っぱの陰になっている事が多いです。
我が家では、エビネ、紅花山芍薬、ホウチャクソウなどが、トケンランの近くに植えてあります。

トケンランを植えている所は、基本的にsugoi-neを使っているエビネの近くです。
この株のように、ちょっと外れに植えているトケンランには、sugoi-neを株の周りに与えています。
トケンランは、サイハイランと生活サイクルを含めて同じような感じなので、sugoi-neを使わなくても庭植えなら栽培出来そうな感じですが、ラン菌はあった方が良いと思っているので使っています。
ちなみに、サイハイランは鉢植えでは栽培不可だそうです。
私は鉢植えで育てた事がないので、その情報があっているかどうかは分かりませんが・・。
なので、トケンランも鉢植えでは不可だと思いますが、もしかしたらsugoi-neを使えば鉢植えでも育てられるかもしれません。
栽培不可の理由が、サイハイランはラン菌に依存する割合が高いと言う理由だったと思います。
sugoi-neはラン菌を発生させてくれるので、栽培不可の理由は無くなるはずです。
あと数年トケンランを維持出来たら、鉢植えやバルブ吹かしなど、色々試してみようと思います。

エビネと紅花山芍薬の葉っぱ。
写真を撮るためにエビネの葉の上にしましたが、普段はエビネの葉っぱの下にあります。

このトケンランは、ちょっと早めの8月に葉っぱが出てきて、葉焼けや虫食いでボロボロです。
でも、こういう状態の株が、来年はどんな感じになるのかが分かるので、これはこれで大切な株です。
トケンランは、ネットで検索をかけても育てている方が少なく、情報が少ないです。
去年の5月にトケンランを購入して、何とか今まで育てる事が出来ているので、私が色々情報を発信出来ればと思います。

これはトケンランなのか、エビネなのか、サイハイランなのか、微妙で判断できない株です。
トケンランにしては葉っぱが大きすぎるし、サイハイランにしては葉っぱが小さいし、多分エビネかなとは思いますが、悩みますね。
葉ダニの影響があるのを見るとトケンランだと思うし、エビネはこの程度の直射日光で葉焼けは起こさないし。
観察を続ける事が自身の知識の向上に繋がるので、これからも続けていきたいです。
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