今日のヤフーニュースを見ていたら、琵琶湖で問題となっている水草を利用して、建設会社が堆肥を作っていると言う記事を読みました。
微生物を利用して水草を発酵させて、約2ヶ月で堆肥になるみたいです。
専門機関の分析では、病原菌を寄せ付けない効果と作物の成長、そして土壌改良を促す効果が実証されたと言う事です。
小豆島ではかつて炭そ菌がはびこり、オリーブが全滅した所にその堆肥を施した所、カビの発生が減りオリーブを収穫できるようになったと言う事です。
10年以上農薬を散布し続けていても効果がなかったらしいので、これはすごい事だと思います。
堆肥の名は、湖の恵みです。
殺菌剤や殺虫剤などの農薬って、同じ物を使っていれば相手は当然慣れてくるので、数種類の違う薬を使うなど気をつける必要があります。
土の中の菌やウィルスが相手なので、自然界の良い菌を利用するのは土にも良いし、巡り巡って人間にも良い事だと思います。
私はエビネ栽培で、殺菌剤は植え替えの時にだけ使うようにしています。
エビネ栽培の先輩方には申し訳ないですが、薬なんかで過保護にしているから、いつまでたっても殺菌剤が手放せないんだと思っています。
私はラン菌を発生させてくれるsugoi-neと言うコンポストを使っていますが、エビネにとってラン菌って良い効果があると思っています。
キンランやギンランを栽培するにはどうしたら良いかと15年以上前から調べていましたが、ラン菌から得られる栄養は、相当な物なんだと考えるようになりました。
sugoi-ne栽培のエビネは、良くW芽になりますから、効果は実感しています。
去年のエビネ栽培では、3株の軟腐病が発生しました。
庭には、色々な菌がいるのでしょう。
出来れば良い菌に多くなってもらいたいので、私は湖の恵みを購入する予定です。
庭のエビネの植え替えの予定は来年なので、今年はスプレー式の物を試しに使います。
すぐに効果が出るとは思ってないので、2~3年使ってみてどんな感じか見る予定です。
何植えるにも、鹿沼土では進化がないです。
鹿沼土の使い勝手の良さは、十分、分かっています。
良さそうな物はどんどん使ってみて、効果がなければ止めればいいだけですからね。
sugoi-neと湖の恵、どんな相乗効果があるんだろうかとワクワクします。

さて、年末寒波でかなり冷え込んだ時に、ニオイエビネの葉に少し凍傷のようなダメージが出ました。
やっぱり、ニオイエビネは寒さに弱そうです。
夕方から朝までは玄関に取り込んでいますが、それでもダメージが出るとは・・。
このニオイエビネは御香梅ですが、もう1株あるニオイエビネの御蔵桜丸にはダメージは出ていません。
株の性質や、私の手元に来るまでの栽培の環境によって、色々変わるのかなと思います。
初めてニオイエビネを育てていて、初めての冬越しですが、思ったより順調です。
今は鉢植えで育てていますが、株が増えたら庭でも育てる予定です。
ニオイエビネの栽培は難しいと言われていますが、それほどでもなさそうです。
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