実家の裏には小さな用水路があって、私が子供の頃は田んぼの季節になると水が流れていました。
上流にはニリンソウの自生地があるので、そこから種が流れてきたと思われ、用水路脇にはニリンソウが見られました。
実家の居間からも、ニリンソウの花が見られたものです。
私にとって、カタクリ・ニリンソウ・イカリソウ・ホタルブクロは、身近な山野草でした。

ニリンソウが、一輪咲きました。
ニリンソウは、キンポウゲ科の山野草です。
里山などの低山に自生しています。
カタクリと同じで、早春に花を咲かせて種をつけ、5月上旬には地上部が枯れて休眠します。
スプリング・エフェメラル、春の儚い妖精たちです。
ニリンソウは、地下で横に這う地下茎と言うか、球根のような物があります。
それを分けて簡単に増やすことも出来るし、環境が良ければ我が家のように、勝手に種を飛ばしてあちこちから芽が出て増えてくれます。
ニリンソウを見ていると、環境に慣れやすい山野草です。
鉢植えの鹿沼土を主体とした山野草の土でも、普通の庭の土でも関係なく花を咲かせています。
地上部が2ヶ月程度しかないので、水やりなど面倒ですから、庭の適地に植えた方が管理が楽です。
来週辺り、ニリンソウが沢山花を咲かせてくれそうです。
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