今日は、久しぶりに平日休みです。
朝起きて思う事は、寒い!!
雨は降っていませんが、どよ~んと梅雨らしい曇り空が広がっています。
梅雨前に汚い車を洗いたかったのですが、梅雨に入ってしまって、もう無理みたいですね。
さて、ナガミノツルキケマンが開花しました。




種から育てたナガミノツルキケマンは、栽培の面倒な越年草です。
1年目は芽を出して成長し、2年目に茎を伸ばして花を咲かせます。
花を咲かせ種を付けた株は、寿命を全うし枯れます。
なので、種を採取してまた一から育てないと、株が消失します。
私はマツムシソウが大好きな花ですが、何度も栽培しては種が出来ずに消滅するのを繰り返して、もう育てるのを止めてしまいました。
越年草って本当に面倒なので、育てる人が少ないと思います。
普通ナガミノツルキケマンの開花時期は8~10月ですが、我が家のは6月と11月の二度花を咲かせます。
自生地では種がこぼれて、普通は次の年に芽が出ると思いますが、我が家のは6月に花を咲かせた株からこぼれた種が、秋ぐらいに芽を出すので、私はそれを大切に育てています。
去年は大切に育て過ぎて株が多くなり、今年かなり成長して庭の通風を妨げ、エビネに軟腐病を出させてしまいました。
でも、ある程度の株を維持しないと、種が出来ずに株の消失に繋がるので、難しい所です。
そんな面倒なナガミノツルキケマンを、私は5年くらい花を咲かせ続けています。
栽培は簡単で、庭のどこからでも芽を出すので、用土は特に選びません。
ただ、虫の食害に遭います。
蝶の幼虫のような小さな毛虫が沢山発生して、葉っぱを食い散らかします。
葉っぱどころか、茎や花・そして実まで食べてしまいます。
私は毛虫が苦手なので、本当に困った物です。
殺虫剤などは散布せず放置していますが、早く花を咲かせて種を落とした物から芽が出ているようで、何とか株の消失にはなっていません。
ナガミノツルキケマンは、他の植物に寄りかかって成長するので、庭植え向きの花です。
茎が四方八方に伸びて1m以上にもなりますので、かなり通風を妨げます。
実は、ホウセンカのように触ると弾けて、中の黒い種が遠くに飛びます。
栽培する以前は、全く聞いた事もない植物でしたが、興味本位でたまたま育てたら、色々知る事が出来ました。
種から育てると色んな事が分かるので、実生の大切さを知る事が出来ます。
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