今日は、エビネの植え替えをしていました。
根が土から出ていたので、さぞ根が増えているんだろうと思いきや、そんな事はなかったです。
エビネの根は、硬い下の方のsugoi-neまでは伸びておらず、鉢の半ばから上の方の比較的柔らかい所で見られました。
植えていた鉢からsugoi-neを取っていると、やっぱり下の方は硬くて、取りにくかったです。
3種類のニオイエビネを植え替えましたが、全て鉢植えの下の方にある硬いsugoi-neまでは、根が伸びていませんでした。
なので、今回は植え替える前に、sugoi-neを水に浸して柔らかくしてから使う事にしました。

左がsugoi-neで、右がクリプトモスです。
今までは、この状態のsugoi-neを使い、植え付けてから水をあげて、膨張させる感じでした。
鉢植えの下の方のsugoi-neがかなり硬くなるので、それだとエビネの根が嫌がるのかなと、今日見て感じました。
クリプトモスは、水に浸してから使うのが普通です。
杉の樹皮を使っているので、殺菌効果を期待しています。
それとクリプトモスは、アツモリソウ栽培で根の成長がとても良い事が実証されています。
私は、エビネにも良い効果があると思って、今回初めて使いました。

御蔵島産ニオイエビネの、御蔵桜香です。
花芽1葉芽1の株を購入して、1年育てました。
結果は、見た感じ花芽2か、花芽1葉芽1と言った所。
初めてニオイエビネを育てましたが、作落ちではなくて安心しました。
欲を言えば、花芽2葉芽2ぐらいだったらなぁ~と・・。
根がもう少し、増えてくれると嬉しいですね。
クリプトモスを使って、どんな感じになるのかが楽しみです。

すべての葉っぱが、少し葉焼けしています。
私は、このくらいがちょうど良いと考えています。
良く聞くのが、順調に生育しているのに、花が咲かないと言う事。
花を咲かせるって言うのは、子孫を残す事です。
自身に危機感を覚えないような恵まれた環境では、エビネも子孫を残そうとは思わないんでしょうね。
自身の成長を優先させるのでしょうか。
花を見たいのであれば、ある程度の危機感を、株に与えないと駄目です。
例えば、水をギリギリまで与えないとか、ある程度の暑さに当てるとか・・。

株分けしようか考えましたが、ちょっと根の数が少なかったので、来年に先送りです。
植え替えをした後感じた事は、水やりをした所、水の抜けが格段に良くなりました。
sugoi-neとクリプトモスは、元々水はけは良いですが、これらを一緒に植える事で、更に水はけが良くなりました。
それと、鉢植えを持つと軽い!!
土の通気性が良くなっているので、ラン菌にも良い効果を与えると思います。
逆を言えば、通気性と水はけが良くなった事で、水やりを忘れると大変な事になります。
栽培は結果が全てなので、来年どんな結果になっているのか、楽しみです。
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