キクザキイチゲ

今日は、薄曇りです。

2週間ぶりに、山野草の写真を撮れました。

河津桜の花が散って、庭に舞い落ちています。

花が散っても庭を彩ってくれる桜を見ていると、日本人が桜を愛している事が分かりますね。

空中に花弁が舞っている姿もいいし、地面に落ちて絨毯のようになっている姿も、また良いです。

今年からはお花見も出来るみたいで、コロナで疲弊している人々に、癒しを与えてくれると思います。

今年は、花が咲くのは早いみたいなので、入学式のころにはもう、花散る里になっているのかな・・。

庭に生えるキクザキイチゲ

さて、キクザキイチゲはきんぽうげ科の植物で、近畿地方から東の本州・北海道に自生している多年草です。

山地の林や草原で見られるようです。

私の実家は福島県ですが、実家の山にキクザキイチゲは自生していませんでした。

花弁に見えるのは萼片と言う事ですが、その花弁が細く沢山ある為に菊のように見えて、茎の先に1つの花が咲く事から、菊咲一華と名が付いたそうです。

花色は、この紫色の他に白色もあります。

混合させると、綺麗に見えますね。

キクザキイチゲの花です

キクザキイチゲは、早春に花を咲かせて、ゴールデンウィークが過ぎた頃に地上部は枯れて休眠します。

カタクリ・ニリンソウ・エゾエンゴサクなども同じで、これらの花はスプリング・エフェメラル(春の儚い妖精達)と呼ばれています。

なので、花を咲かせるためには、しっかり直射日光に当てて育てないと、葉っぱばかり茂ります。

花を咲かせるためには、肥料より直射日光に当てるのが基本です。

シャクナゲを長年育てていますが、この事が良く分かるのがシャクナゲなんですよね。

肥料を沢山与えて日陰で育てている物より、無肥料でも直射日光に当てている物の方が、花芽が良くつきます。

ただ、カタクリの自生地を見れば分かりますが、午前中数時間だけ直射日光が当たって、他の時間は日陰になっているような所に自生している物は、よく考えて植える必要があります。

何でもかんでも、ずっと直射日光に当てる必要はないと言う事。

キクザキイチゲの自生地を見た事はないですが、私が育てた経験では、春の直射日光が害になる事はないので、出来る限り当てた方が良いのかなと思います。

去年まで葉っぱでしたが、今年初めて花を咲かせました。

結構前に植えていたのですが、山野草の場所移動とか植え替えで行方不明になり、数年前にやっと葉っぱを出してくれました。

背丈の割には大きな花を咲かせるので、高山植物のように見えます。

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