今日は、とても良い天気でした。
庭いじりを色々していて、楽しかったです。
シャクナゲをアップする予定でしたが、今朝咲いたばかりのヤマシャクヤクを紹介したいと思います。

ヤマシャクヤクは、ボタン科の多年草で、本州の関東から西の地域と、四国・九州に自生しています。
ホームセンターなどで売っているシャクヤクは、中国産の交配種だと思いますが、ヤマシャクヤクはれっきとした日本産の植物です。

やや深い林の林床植物と言う事で、簡単に見られる花ではないです。
私の実家の山では、見た事はないですね。
そもそも実家の福島県には、自生してないのかもしれません。
関東から西の地域に自生しているようなので。

美人薄命とは言いますが、このヤマシャクヤクも、まさにその通りの花です。
開花後、2~3日で花が散ります。
月曜日から木曜日に花が咲いてしまうと、仕事で週末しか写真の撮れない私は、日中に花を見られないまま、次の年の花を待たなくてはなりません。
去年・そして今年と、タイミング良く花を咲かせてくれたので、写真を撮る事が出来ました。

花の直径は5~10cmの間で、山野草の花とは思えない程、大きくて綺麗な花です。
今朝花を咲かせたので、明日から明後日には、花が散ってしまいますね~。
まぁ花は、虫たちに見つけてもらう為の道標のような物ですから、受粉が済んじゃえば用済みなんでしょうが・・。

ヤマシャクヤクは、種を蒔いても翌年発芽してくれないので、根気がいります。
でも種が大きくて、2年後には100%発芽してくれるので、実生で育てるのも楽しいです。
花が咲くようになるには、発芽してから3年後なので、気長に待ちます。
私は、ベニバナヤマシャクヤクの実生は鉢植えですが、ヤマシャクヤクは面倒なので、種は庭に適当に蒔いています。
なので、あちこちから芽が出ています。

林床植物なので、腐葉土は使った方がよいです。
鹿沼土に腐葉土を混ぜて、種を蒔いたら覆土をします。
芽が出てきたら、3月~5月中旬くらいまでは、しっかり陽に当てます。
2週間に1回くらいは、液体肥料を与えます。
私の地域では、虫の食害は100%ないです。
3月上旬から7月下旬までしか生育期間はないですが、毎年立派な花を咲かせてくれます。
ベニバナヤマシャクヤクは、ヤマシャクヤクより芽出しは遅いですが、11月下旬まで葉っぱを保ちます。
ヤマシャクヤクより暑さにも強いので、ベニバナヤマシャクヤクの方が育てやすいと思います。
紅花と言っても、深紅から淡いピンク色の花まであるので、自分好みの花を選ぶことが出来ます。
日本ブログ村とブログランキングに参加しています。
下のバナーを1日1回押して頂けると、ランキングが上がりますので嬉しいです。
応援よろしくお願いします。
にほんブログ村
人気ブログランキング