
10年以上前、確か京都のお寺の事だったと思うのですが、NHKで番組が放送されていました。
そのお寺では、50年に一度、必ず寺の建て替えをします。
理由は、宮大工の技術の継承。
まだ若かりし頃の宮大工も参加し、50年後・総棟梁となり、お寺の建て替えを指揮します。
その時に、50年前の先輩方の技術を知るわけです。
これを知って、なるほどなぁ~と感心しました。
一見無駄だと思いますが、お寺を作るのは宮大工ですから、その宮大工の技術の継承の為に、あえてお寺を建て替えるのです。
その時は無駄に感じますが、将来を考えると大切な事ってあると思います。
で、お題の談合の是非。
私も以前は、談合なんて駄目だと思っていました。
でも近年は、土木建築業の人材って、とても大切だと思うようになりました。
日本は、自然災害の多い国。
能登半島地震のように、道路などのインフラがやられると、まずは土木建築業の方が必要になります。
その地域に、土木建築会社が少ないと、多分ぼったくり値段で他市町村会社にある会社を雇わなければなりません。
南海トラフ巨大地震のように、広範囲で被災した時などは、頼りになるのは地元の土木建築会社だと思うんですよね。
地元の人の為に、頑張ってくれると思います。
ある程度の談合って、災害があった時の為に、受け入れる事は出来ないのかなぁ~。
日本には日本の事情がありますので、何でもかんでも、欧米を見習う必要はないと思います。
皆さんは、どう思いますか?
一切、談合は駄目と言う人もいるでしょう。
蟻の世界では、働かない蟻が一定数いますが、無駄な事はない自然界で、何故遊んでいる蟻が一定数いるのか。
考えれば、分かる事です。
今の日本には、余裕と言う心が失われているように感じます。
ある程度の余力を持つ事が、社会では大切だと思います。
今日は仕事で遅くなり、もう少し詳しく書きたかったのですが、また機会があれば書きたいと思います。
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