イワナシと聞いて思い浮かぶのは、栽培するのが極めて難しい山野草です。
山野草栽培が趣味の方は、誰しもがチャレンジしては失敗する、それほど難しい事なんですよね。
私の中では、イワナシを実生から育て花を咲かせた方は、神様と言っても良いほどです。
涼しい所なら試行錯誤してある程度は可能でしょうが、東京23区近郊の我が家で実生から花を咲かせる事は、極めて難しい事なのです。
イワナシは、山野草店などでもたまに売っていますが、栽培するのが難しくて数年で消えてしまいます。
園芸種ってホームセンターでも売っているように、誰しもが育てられるような簡単な物ですが、山野草って園芸種とは違いますからね。
その山野草を栽培されている方が、それでも栽培するのが極めて難しいイワナシ。
私がチャレンジしたのはもう20年以上前なので、近年はナーセリーが実生栽培を繰り返して売っていると思うので、少しは栽培しやすくなっているかもしれませんが、それでも極めて難しい事に変わりありません。
私は、ヤフーオークションでイワナシの実を出品されている方から購入し、もう4年くらい失敗を繰り返しています。
花を咲かせる以前に、発芽すら出来ない状況が続いています。
ちなみに、出品されている方は、イワナシの実生開花に成功されています。
高山植物 実生 と検索すると、青森県の方が実生実験をされているサイトが出て来ますが、その出品者の方もそれを参考にされたと書いてあります。
私も、15年以上前にこのサイトを見ていて、色々参考にしました。
それでも、青森県と私の住んでいる埼玉県南東部では気候が違い過ぎて、イワナシの開花は奇跡に近いほどの難しさ。
それでも、山野草栽培歴30年の意地で、試行錯誤して頑張っています。


イワナシは、種を蒔いてもすぐに発芽しないようで、1年後の5月くらいに発芽するようです。
鹿沼土や桐生砂・蝦夷砂等の、私が山野草栽培で使っている用土では、失敗の経験から発芽しない事がわかりました。
イワナシの種は微粒子なので、水やりで種が流れてしまうみたいです。
出品者の方は、山から採ってきた生ゴケを1年間栽培した後に、イワナシの種を蒔くと一番発芽率が良いと書いてあります。
山なんて近くには全くないので、色々考えた結果、エビネ栽培で使っているsugoi-neとクリプトモスはどうだろう?と言う考えに。
sugoi-neって水はけ良くて、微粒子のイワナシの種でも種は流れないと思うし、もし発芽した後でも、腐葉土に近いsugoi-neはイワナシの自生地に近い用土ではないかと思うんですよね。
クリプトモスも、そんな感じで使いました。
実際、私は山登りでイワナシの自生地を見ています。
イワナシの発芽する時期ではありませんが、2つ、何かの植物が発芽しました。
イワナシ以外種は蒔いていませんが、外に置いてあるので、何かの種が飛んでくることは多々あります。
イワナシの種は微粒子なので、それらを考慮すると、この芽の大きさはイワナシの可能性は十分あります。
マイクロレンズで撮っているので多少大きく見えますが、実際は1mmくらいの小さな芽です。
イワナシは、発芽後の幼苗からの栽培もかなり難しいとの事で、青森県でかなり難しいのですから、我が家の気候では極めて難しいでしょうね。
イワナシの実生栽培で花を咲かせられたら、私は神様ですから、今後も人生をかけてチャレンジします。
実生開花に成功したら、その時は本を出しますので、出版関係の方、私のブログを見ていたら連絡くださいね( ´艸`)
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