夢破れて上京し、それでも生きていかなければならない為に、とりあえず仕事をしていた20代前半。
でも、朝起きて、会社に行きたくない時が、何度もありました。
朝・仮病の電話を会社にかけて、その後布団の中でゆっくりしていると、灯油の移動販売の車が音楽を流しながら近づいてきました。
すごく魅力的な曲で、思い切ってその移動販売のおじさんに、かけている曲はなんて言うのですか?と聞きました。
おじさんは、ポールモーリアの恋は水色だよと・・。

2025年3月4日は、ポールモーリア生誕100周年だそうです。
いつも聴いている文化放送のCMで、今年は生誕100周年と宣伝していたので知っていましたが、昨日がその記念すべき100周年だったとは、今日ブログを書くに当って検索していて知りました。
今では鋼のメンタルの私ですが、その私だって子供の頃の夢が破れて、20代前半は打ちひしがれていました。
鬱ではないと思いますが、軽い鬱のような感じだったのかもしれませんね。
そんなやる気の出ない朝に、ポールモーリアの恋は水色を聞いて、ほんと心が和んだように思います。
あの移動販売のおじさんに出会わなかったら、今とは違う人生を歩んでいたかもしれません。
おじさんありがとう、素晴らしい曲を教えて頂き感謝です。
ちなみに私は、恋は水色の他に涙のトッカータも好きで良く聞いています。
ドラクエの音楽もそうですが、本当に音楽っていいですよね。
今年は100周年と言う事で、音楽祭とか色々ありそうですよ。
ポールモーリアを知らない人も、是非聞いて頂きたいと思います。
私に、生きる事のすばらしさを教えてくれた曲だと言っても、過言ではないですから・・。
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