以前、御蔵王妃の新芽を、軟腐病の疑いで根元から切除した記事を書きました。
去年の初冬に暖かい日が続き、新芽が中途半端に伸びてしまった為、新芽の中に水が入って菌が繁殖したものと思われます。
もう冬だし寒くなるから、菌なんて繁殖しないと思い、頭から水やりをした私の怠慢で新芽を失いました。
軟腐病で失ったエビネは、他にコウズエビネのひな祭りがあります。
もういい加減、軟腐病でエビネを失わない為に、何か出来る事はないかと色々考えていました。
夕飯時・台所に立っていると、アルミホイルが目につきました。
これだ!
と言う事で、作ったのがこれです。
アルミホイルを適度に切って、ガムテープでくっつけるだけです。
上はガムテープでくっつけて、水が入らないようにします。
新芽は成長するので、成長の度合いを見て、新たに作ります。
簡単に作れて安い、これは良いアイディアと思いました。
御蔵島産ニオイエビネ・島古風です。
エビネブロガーさんから、購入しました。
我が家のエビネで、一番新芽が伸びています。
で、こんな風に新芽に被せます。
新芽をアルミホイルで被せると、得られるメリット
軟腐病対策。
軟腐病に侵されるのは、新芽が伸びている頃に多いと思います。
伸びている新芽の中に水が溜まって、菌が繫殖する為です。
こうする事で、上から水をかけても新芽の中に水は入らず、普段のまま気楽に水やりが出来ます。
花の発色が良くなる可能性。
春蘭を育てている方ならご存じかもしれませんが、花芽にキャップを被せて暗くさせると、発色が良くなると言われています。
私は、普通の緑色の春蘭しか育ててないので試した事はないですが、赤花は花芽にキャップを被せると発色が良くなると、何かの本で読んだ記憶があります。
また、仲良くさせて頂いているエビネブロガーさんが、展示会で発色の良いエビネを育てている方に理由を聞いたら、かなり暗い所に置いておいたそうです。
なので、エビネも暗い所に置くと発色が良くなる可能性が高いと思われます。
ただ、私は桃色系より青紫系のエビネの方が、発色が良くなる度合いは大きいのではないかと思っています。
一応、全ての花芽にアルミホイルを被せて、どうなるか試す予定です。
ウイルス対策。
エビネは、アブラムシを媒介してウイルスに感染します。
白色や銀などの反射する色は、アブラムシは苦手なようです。
アルミホイルを使う事で、ウイルスを媒介するアブラムシを避ける事が出来そうです。
まとめ
アルミホイルを使う事で、得られるメリットは多い。
花芽をアルミホイルで被せて、発色が良くなるかどうかは、まだ試験中。
葉っぱも含めて株全体を暗くさせないと、発色が良くならない可能性もある。
今年は花芽だけ暗くさせて、来年株全体を暗くさせて、比較しようと思います。
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