
3月に種を蒔いた山野草が、今日2種類芽が出て来ました。
ホンシャクナゲ・オキシャクナゲ、コオズエビネやニオイエビネなど、色々花が咲き始めてネタには困りません。
ブログを書いているとネタに困る時が多いので、本当に嬉しい悲鳴です。

イカリソウとは?
北海道から主に本州太平洋側に自生する、めぎ科の多年草です。
主に本州日本海側に自生するのが、キバナイカリソウです。
花の形が、船の錨に似ている事から名があるようです。
実家の山にも沢山自生していて、落葉樹林内でよく見られました。
歩いて2~3分の所にも以前は良く生えていましたが、大きな杉の木を切ってしまった為、真夏の直射日光が当たるようになってからは姿が消えました。
茎が3つに分けれて、その先にそれぞれ3つの葉をつける事から、『三枝九葉草』の別名があります。
写真は芽出しからアップしていますが、最後まで見れば分かるように、山野草としての観賞価値は極めて高いです。
くるっとした面白い芽出し、清涼感溢れる葉っぱ、面白い形で綺麗な花、そして秋の紅葉。
山野草を栽培していて、イカリソウを育てていない人なんて、いないのではないかと思います。
それほど素晴らしい山野草です。

イカリソウの花の特徴
私が育てているイカリソウは、実家の山に自生していた中で、自分好みの株を1株採ってきて植えました。
キバナイカリソウを含めれば、白~黄~赤色まで、色々種類があります。
色んな花色がありますから、お好みの花を育てるのが良いですね。

栽培・育て方
山野草は、春は十分直射日光に当てるのが、基本です。
梅雨明け前後からは、寒冷紗などで真夏の直射日光を遮ります。
私の住んでいる所は、数年前に39℃を3日続けて超えたようなかなり暑い所なので、最近の暑さには十分気を付ける必要があります。
ただ、春からずっと日陰で育てると軟弱な株になるので、それでは真夏の暑い時期を無事に過ごすことは難しいと思っています。
私は他の山野草も含めて、出来る限り直射日光に当てて株を強くさせています。
暑いので、用土の水はけも重要です。
鹿沼土や桐生砂、エゾ砂等で私は育てています。
腐葉土を入れても別に良いとは思いますが、庭で育てると自然の株より大きくなるのが早いので、出来る限り自然な成長に任せようと思っています。
めぎ科は肥料を好むと言われますが、園芸植物ではないので花が多すぎては風情がないから、開花株になったら春の葉が展開した後や秋に少し液体肥料を与える程度で十分だと思っています。
花が咲くまでの苗は肥料を与えて、開花株になったら無肥料でも良いのではないかと思います。
その方が、自然っぽい風情な姿が見られると思います。
私は実生の経験がないのですが、こぼれた種から出てきたと思われる小さな芽を庭で見た事があるので、実生もそれほど難しくないと思われます。

栽培難易度・B
山野草に興味がわいたら、一度は育てる事になるイカリソウ。
山野草栽培の、基本的な栽培技術が必要です。
イカリソウを無事育てる事が出来れば、山野草の世界が広くなり、色んな種類にも挑戦出来る事でしょう。
何事も基本は大切で、それをベースにして色々あります。
それほど高額な花ではないので、枯らす事なんて考える必要はありません。
とにかく挑戦しましょう。
山野草のお店も、花を枯らしてくれないとまた買ってもらえないので、枯らす事も必要です。
最初から上手く出来る人なんて、いないのですから。

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