最近は、晴れ間が広がると少し暑さを感じましたが、今日は風が冷たく気持ちの良い晴れでした。
今の時期は、この位がちょうどいいです。
エビネを陽が当たる所に出すのを忘れましたが、帰ってきてから水やりのついでに鉢を移動させました。
前も書きましたが、私が住んでいる市では、数年前に39℃以上を3日続けて記録しています。
私の住んでいる所ほど、高山植物や山野草・シャクナゲやエビネ栽培に過酷な所はないと思っています。
それでも綺麗な花を咲かせる事が出来ているのは、出来るだけ直射日光に当てて、株を強くさせているからだと思います。
この先、温暖化は更に進むと思われるので、いかに暑さに強くさせるのかが、今後の山野草栽培のカギだと思います。
ミヤマオダマキとは?
本州中部以北から北海道の高山帯に自生する、きんぽうげ科の多年草です。
お花屋さんやホームセンターなどでも、園芸種のオダマキが売られています。
暑さに弱い高山植物ですが、このミヤマオダマキは例外で、暑さに強くて育てやすいです。
色んな山に登りましたが、このミヤマオダマキは一度も見た事がないんですよね。
ミヤマオダマキの花の特徴
ミヤマオダマキの花は、普通は写真のような青紫色です。
他に白、そして桃色などもあるようです。
秋に開花するトリカブトやリンドウなどは、下界で育てると自生地の花色が出ませんが、このミヤマオダマキは自生地で見たトリカブトのような綺麗な花色で咲いています。
春は秋に比べると気温が低めなので、自生地のような綺麗な花色が出るのだと私は思っています。
栽培・育て方
ミヤマオダマキは高山植物ですが、暑さに強いので育てやすいです。
ただ、花後葉っぱにアブラムシやうどんこ病などが出るので、開花した株は抜き捨てるのが一番です。
こぼれた種が夏前に発芽して成長し、翌年開花します。
発芽した苗は、本葉が出た後や秋に植え替えすれば良いです。
岩場などに自生しているそうなので、水はけの良い用土がお勧めです。
高山植物は、陽が照り付ける山の稜線に自生しているので、基本的に直射日光が好きです。
ですが、いくら暑さに強いミヤマオダマキでも、近年の下界の暑さには注意して栽培した方が賢明です。
寒冷紗を張ったり、真夏だけは日陰で育てる、早朝だけ陽に当てるとか、色々やれる事はあります。
栽培難易度・A
高山植物・山野草栽培、入門の花です。
栽培自体簡単ですが、高山植物にしては花が大きく綺麗な花色なので、1株あると華やかになりますね。
花が咲いた株は捨てて、こぼれた種からまた育てるのが一番です。
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