昨日は蒸し暑くて、久しぶりにエアコンを入れました。
今日は、天気予報通り冷たい北風で、エビネを直射日光に当てています。
もう10月下旬ですから、いい加減に安定した涼しさが欲しいですね~。
さて先週、ダイセツトリカブトに蕾が見えていたので、そろそろ開花かなと思っていました。
最近の私は、ドラクエ10の記事ばかりでしたが、ようやく秋の花が咲き始めたので、アップしたいと思います。

始めに、この写真には、ニリンソウとトリカブトの葉っぱが写っています。
毎年記事にあげていますが、さて皆様、見分けは付きますでしょうか?
良く間違えて食べてしまい、大変な事になる人も多いので、注意が必要です。
長年庭に植えているので、私は簡単に見分けが出来ますが、似てると言えば似てるかな~。
トリカブトの葉っぱは、6枚あります。
詳しい正解を知りたい方は、私のブログを検索してくださいね。


大雪鳥兜(ダイセツトリカブト)とは?
北海道の大雪山系特産で、高山の草原に自生するキンポウゲ科の多年草です。
トリカブトの見分けは難しくて、植物学者じゃないと、同定は無理でしょうね。
花の雄しべや雌しべの毛の有無、葉っぱの切れ込みや形、芽出しの頃の葉っぱと立ち上がった時の葉っぱも違うし、私には無理なので同定は諦めています。
トリカブトは交雑種も多いから、その中間くらいの株もあるので、ほんと無理。


トリカブトの特徴
トリカブトは、多年草と図鑑などでは表記していますが、詳しく言うと、根っこに球根みたいなのがあって、秋になる頃にはその球根は枯れます。
しかし、古い球根が枯れる頃には新しい球根が出来ていて、その新しい球根から春になると芽が出て来ます。
1年で、ちゃんと新旧交代が出来ているんですよね。
これは、トリカブトを育てた事がない人には、分からない事だと思います。
ずっと、同じ球根から芽が出てくることはないので、多年草の表記で良いのかなと言う疑問があります
まぁ私は植物学者ではないし、そういう事にはあまり興味がないので、別に良いですが・・。


栽培・育て方
北海道の大雪山系の高山に自生しているので、栽培はかなり難しいです。
涼しい所なら、山野草栽培の経験があれば十分育てられますが、私の住んでいる埼玉県南東部では、真夏の暑さに株が耐えられません。
8月上旬くらいまで葉っぱがあれば、球根は出来ていると思うので、株自体消滅した訳ではないです。
ただ、葉っぱを保って花を咲かせる事が難しい。
鉢植えなら、涼しい北側とかに移動すれば大丈夫そうですが・・。
栽培用土は、鹿沼土・桐生砂・蝦夷砂など、手持ちの用土で十分かな。
あとは、腐葉土を少し入れても良いかも。
高山の草原に自生する事から、日当たりが好きだと分かるので、春から初夏までは直射日光下で育て、株の充実を図る事。
トリカブトは、湧き水の近くとかでよく見られるので、水が好きです。
ただ、停滞している水は嫌いますので、水はけ良く植えて、そして水切れは厳禁ですね。
直射日光は好きですが、多分根元が直射日光にさらされるのは苦手かもしれませんね、百合のように。
鉢植えならば、フウチソウなどとの混植が良いかも。
トリカブトは球根ですから、肥料は好むと思われるので、薄い液体肥料をこまめに与えて、株の充実を図りたいですね。
我が家では、庭を寒冷紗1枚で覆っていましたが、この株以外は葉っぱが全て枯れました。
毎年、1~2株くらいしか花を咲かせてくれません。
まぁ今年は猛暑で大変な暑さでしたから、花が見られただけで十分だと思います。
ちなみに、自生地のトリカブトの花は濃い青紫色ですが、平地で育てると暑さからなのか紫外線の影響なのか、濃い色で咲いてくれません。

栽培難易度・C
山野草の栽培経験はもちろん、その他に一工夫しないと、花は見られません。
8月上旬まで葉っぱがあれば、その後地上部が枯れても、株自体生きていると思われます。
涼しい所で栽培されている方は、普通の山野草栽培の管理で育てられると思いますが、近年は暑さが厳しくなっているので、暑さへの対応は迫られると思います。
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