
天女花、何て響きの良い名前だろう。
私が、天女花と称されるオオヤマレンゲの存在を知ったのは、昔NHKで花の百名山と言う番組を見ていた時です。
19~20歳くらいで、上京した頃でしょうか。
当時は週末になると、東京都の西部にある奥多摩や、神奈川県の丹沢などへ電車に乗って良く行きましたね。
懐かしいです。

オオヤマレンゲは、群馬県の谷川岳から西部の山々、標高1000~2000mに自生する落葉低木です。
関東東部や東北・北海道に住んでいる人間にとっては、一生見る事がない花かもしれない、貴重な花です。
奈良県の大峰山系に大規模な自生地があり、蓮のような花を咲かせる事から名があります。

オオヤマレンゲって、ホームセンターで普通に売っているよと言われる方も多いですが、観賞用に売っているのは朝鮮半島に自生している、オオヤマレンゲとよく似ているオオ『バ』オオヤマレンゲです。
漢字で書くと、大山蓮華と大葉大山蓮華となり、要するにオオヤマレンゲと称して近縁種のオオバオオヤマレンゲがホームセンターで売られている訳です。
まぁ、そこまで深掘りして育てている方はいないし、ホームセンターの方も素人ですから、そんな事知らないし興味もないでしょう。
それに、オオバオオヤマレンゲの方が育てやすいからね。

オオヤマレンゲとオオバオオヤマレンゲの見分け方ですが、雄しべの色で分かります。
雄しべが真っ赤なのは、オオバオオヤマレンゲです。
オオヤマレンゲの雄しべは、白から薄赤色です。
我が家のオオヤマレンゲは、九州地方のナーセリーから苗を購入した物で、山から種を採ってきて育てていた物だそうです。
もしかすると、朝鮮半島と陸続きになった時に、オオバオオヤマレンゲと交雑している株かもしれません。
九州や四国・中国地方のオオヤマレンゲは、大陸と陸続きになった氷河期時代に、朝鮮半島に自生するオオバオオヤマレンゲと交雑をしたようで、近年の遺伝子研究で証明されています。
と言う事は、群馬県の谷川岳から近畿地方の大峰山系に自生しているオオヤマレンゲは、一切朝鮮半島のオオバオオヤマレンゲとは交雑をしておらず、純粋なオオヤマレンゲと思われます。

オオヤマレンゲは、標高1000~2000mに自生するので、高山植物扱いで育てる必要があります。
夏の直射日光に弱く、我が家のオオヤマレンゲも葉が出たばかりの弱い頃に、4月で27℃くらいになった時、葉が焼けてしまいました。
写真の葉っぱに黒く写っているのが、葉焼けの痕です。
今年はつぼみが4個出来て、過去最高の多さです。
苗を購入して、10年以上経つのかな?
落葉低木なので中々大きくはならないですが、我が家の狭い庭では大助かりです。
午前中は花弁を閉じていましたが、夕方近くなって花弁を開かせました。
美人薄命で、3日くらいで花が茶色に枯れます。
なので、一番綺麗な時を写真に収める事が出来ました。
ただ残念なのは、夕方に咲いたので、ちょっと暗い感じの写真になってしまいましたね。
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