今日は、暑くなりそう。

朝から、日差しが強いです。

ブログを書き終えたら、庭の雑草取りをしたいと思います。

すでに蚊が出始め、今年も去年に続いて暑くなりそうで、憂鬱です。

八丈島産エビネ

私が、エビネに興味を持つきっかけになったのが、今日紹介する八丈天音(はちじょうあまね)です。

私が唯一、銘をつけたエビネ。

銘の由来は、天からの音と言う事で付けました。

記事を全て見て頂ければ、何となくわかると思います。

私が結婚しなければ、このエビネは絶えていて、この世には出なかったはずです。

八丈天音

私の義理の父は、東京都の公務員獣医師でした。

20代の若い頃に、八丈島や大島などに転勤になり、そこでそれぞれ数年暮らしていたそうです。

八丈島転勤を終えて、東京に戻って来る時に、地元の方から数株のエビネを頂いてきたそうです。

花を育てる事に興味のない義理の父は、義理の母の実家に広い庭があったので、そこに頂いたエビネを植えっぱなしにしていました。

結婚して、その義理の母の実家に伺う機会があった時に、山野草に詳しい私がそのエビネを見つけて、その詳細を聞きました。

エビネは何も手入れをしておらず、あと数年で消滅しそうな感じでしたので、私が掘り上げて20個以上連なっていたバックバルブを分けて植え替え、私は分けたバルブだけ頂いてきました。

当時、エビネに興味のなかった私は、期待もしないで庭にそのバルブを植えっぱなしにしていました。

数年経ったそのエビネの存在も忘れていた頃、何か知らないエビネが咲いているなぁと思ったら、そのエビネでした。

それからですね、その八丈島産エビネに興味がわき、色々調べている内にこのエビネはとても貴重なエビネと言う事を知り、今に至ります。

八丈島産のエビネはとても貴重で、ヤフーオークションで5年くらい見ていますが、他に1種類出品されている程度です。

しかも我が家の八丈天音は、出所がはっきりしています。

頂いてきた本人が健在で、その人は私の義理の父ですからね。

嘘・偽りは全くないです。

八丈天音の花

このエビネの種類ですが、多分ヒゼンの可能性が高いです。

ただ、以前八丈島にもニオイエビネが自生していたと言う事ですから、ニオイの血が入っている可能性も高いです。

ニオイの血が入っていれば、スイショウ・ミクラの可能性もあります。

エビネに詳しくない方の為に、少し説明しますと、ヒゼンと言うのはジエビネとキリシマエビネの自然交雑種。

スイショウは、キリシマエビネとニオイエビネの自然交雑種。

ミクラは、ヒゼンにニオイエビネの血が入った3種類の自然交雑種。

このエビネは、かなり弱いですが少し香ります。

八丈天音を出品して、初めて落札された方が、確か愛媛県の方。

その方の話では、昔出版された本に載っていた八丈島産のヒゼン、黄八丈に花形がそっくりだとおっしゃっていましたね。

若い頃からエビネを育てていると言う事で、エビネ栽培歴40年以上はありそうな方でした。

八丈島産エビネ・八丈天音

数年前からニオイエビネに夢中になり、この八丈天音の栽培が少し疎かになっています。

反省しないと・・。

大株になると花が20個以上付く多花性で、数年前には我が家でも見られました。

この株も含めて4株しかないので、大変貴重です。

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あまね
福島県出身・埼玉県在住。
19歳の時に図書館で趣味の山野草を見て以来、山野草栽培を続けています。
趣味は、山野草栽培・山歩き・一眼レフカメラ・ドラクエ10など。
数年前からエビネにハマり、ニオイエビネ自然種を主に集めています。

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