今日も良い天気で、とても過ごしやすいです。
庭の雑草も伸びてきて、来週辺り取ろうと思います。
庭いじりも観察から作業へと忙しくなりそうです。







貴重な八丈島産エビネが開花しました。
私だけが持っているエビネです。
距が長く舌の真ん中の下側が尖っている事から、キリシマエビネの血を持っている事は確定できます。
ただキリシマエビネは開花しても距がかなり上向きですが、このエビネは開花する頃には少し上向き程度になります。
舌も深く切れ目があるので、交雑種と推定しています。
ヒゼン・スイショウ・ミクラのいずれか。
八丈島にはジエビネ・キリシマエビネ・ニオイエビネが自生しているので、その3種の可能性はどれもあります。
最近の山野草の本には、ニオイエビネの自生地から八丈島は外されてしまっているので、もう八丈島のニオイエビネは絶滅しているのかもしれません。
ただ私のこのエビネは、東京都の職員だった義理の父が八丈島に転勤になった40年以上前に、地元の方から頂いてきた物なので、当時はニオイエビネも自生していたと思います。
エビネブームで島から持ち出されてしまったエビネ達は、その後のウイルス蔓延で生きてはいないでしょう。
なので、このエビネはとても貴重だと思います。
40年も庭植えで生きていたので、もしかしたらウイルスに感染しているかもしれませんが、今の所タカネのように花にはウイルスの症状は出ていません。
貴重なエビネですから、ウイルス対策の為に色々調べてsugoi-neにしました。
ホームページを見ると、私と同じ考えの方で納得して使っています。
経験が邪魔する事は色々あって、エビネを何十年も育てている大先輩たちはsugoi-neに否定的な方が多いのかもしれません。
何を植えるのも鹿沼土、ウイルスに怯えて厳重に管理する育て方は、私はどうかと思います。
残念ながらウイルスに感染していたタカネエビネの全株ですが、八丈島産エビネの植えてあるsugoi-ne近くのタカネエビネのウイルスの症状は、一番軽いです。
以前アップした時のタカネエビネは、八丈島産エビネの近くの株を撮ったのでウイルスに気が付きませんでした。
他の鹿沼土主体の土に植えてあるタカネエビネのウイルスの症状はひどいです。
この事からsugoi-neにあるラン菌が、良い作用をしていると思わざるを得ません。
ウイルスに感染していても自生地に再び植えて数年経ってから見に行くと、ウイルスの症状がなくなると言う話を聞きますので、ラン菌が何か影響を与えていると思います。
ウイルスの症状のひどいタカネエビネは処分しますが、症状の軽いタカネエビネは花が終わった後、少し残っているsugoi-neを使って植え替えようと思います。
ウイルスがどうなるのかを調べたいので。
エビネを庭植えで育てている方は皆無だと思うので、sugoi-neでウイルスを防げるのか、今後の経緯を観察していきたいと思います。
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