
平地ではツリガネニンジンと呼ばれていますが、高山帯ではタカネツリガネニンジンの別名がある、ハクサンシャジン。
同じように、高原で見られるマツムシソウは、高山帯ではタカネマツムシソウと呼ばれています。
高山帯で見られる植物は、基本的に平地で見られる植物より気象条件が厳しいので、背丈が低くなります。
と言う事は、植物が育ちやすい平地であれば、高山植物でも背丈も伸びるであろうと・・。
マツムシソウは越年草ですが、多年草と呼ばれているタカネマツムシソウとエゾマツムシソウを育てた事があり、共に花後には枯れた事から、マツムシソウと同じ越年草と言う疑惑が私の中にはあります。
だって、タカネマツムシソウやエゾマツムシソウを、同じ株を数年にも渡って調べた訳じゃない?と、私は勝手に思っていますので。
ただ、エゾマツムシソウを何回も育てた事があり、ホタルブクロのように親株の周りに子株が出来て、親株が枯れた後に子株が育って生育するような株を一度だけエゾマツムシソウでも確認できましたので、条件が良ければ子株が出来て多年草のような感じになるのだと推測されます。
花後に親株が枯れて、親株の周りに出来た子株が生育するようなサイクルの植物はトリカブトでも見られるので、そういう植物は多年草と呼ばれているのですが、本当はちょっと違う事だけは知って頂きたいと思いますね。
こういう事って、山野草を長年育てていないと、分からない事ですから。
さて、ハクサンシャジンに話を変えて、私が飯豊連峰で見たハクサンシャジンですが、標高1700mくらいにある切合小屋付近で見かけた株は、我が家で育てている株とそっくりでしたが、標高1900mにある文平の池付近で見かけたハクサンシャジンは、全く姿が違っていました。

こちらの写真に少し写っていますが、背丈も草地なのでそこそこ伸びていますが、茎近くで花を咲かせている姿こそが、ハクサンシャジンの本当の姿のように思います。
我が家で咲かせているハクサンシャジンは、茎と花の間にある茎が間延びしてだらしなく花数も多い事から、気象条件が緩くなるとこうも変わるんだなぁ~と感じますね。
右側の青い花は、ハクサントリカブトです。

我が家でまだ開花していないハクサンシャジンですが、花数も多くて花の茎が良く伸びる。
花数が多いから、茎が伸びないと邪魔になるからなのでしょうが、それにしてもこの姿は、平地でも見られるツリガネニンジンにしか見えません。
一応、私以上に山野草に詳しい、信頼のおける方から種を購入して育てたハクサンシャジンですので、間違いはないと思われます。
高山植物ってまだまだ分からない事が多いので、色々想像するのが面白いですね。
栽培する事自体を社会的悪に決めつける方もいますが、栽培する事によって見えてくる事も色々あります。
己は何もしないで、勝手に批判する人は沢山いますが、揺るぎない信念はそんな雑念など気にもしません。
批判など、そよ風に過ぎませんから・・。
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